本日の東京新聞朝刊に、ヤマハ発動機の柳社長の「ASEANは基盤ができてきた」とのコメントが掲載されていた。ベトナムやタイの販売が好調で、2017年6月中間連結決算は増収増益で純利益は過去最高を記録している。
産経ビズの情報によると、中国の二輪販売は数年前の2500万台をピークに減少に転じており、インドが生産・販売で世界第1位となっている。その背景には農村部の所得上昇や道路などのインフラが整備される一方で、都市部で交通渋滞が悪化し、取り回しの良いスクーターに人気が集まっているという。
ベトナムも電車がなく、バスも時間通りに運行されていない。また、自家用車は渋滞悪化を懸念した政府が関税や莫大な手数料をかけており、日本で買えば新車でも150万円程度のカローラが、ベトナムでは400万円以上もするという背景がある。
また、タイの二輪市場であるが、これは学生時代にバンコクを訪れ、実感しているところでもある。150ccくらいのバイクの後ろに乗って、どこかにぶつかって足が吹っ飛ぶんじゃないかと思いながら、運転手にしがみついていた記憶がある。