『ローマ帝国』

青柳正規『ローマ帝国』(岩波ジュニア新書 2004)を20ページほど読む。
昨日『タリバン』を読んで、世界史の知識がまるで抜けている頭の悪さを実感し、とりあえず「ローマ」の歴史でも学び直そうかと手に取ってみた。しかし、「ジュニア新書」とは名ばかりであり、西洋史を専攻している大学生が読むような「分かりやすい専門書」レベルの内容であった。
昨日のアフガニスタンを巡る戦争は、宗教に不寛容な社会主義国の旧ソ連(ロシア)と、宗教による政治を理念とするイスラム原理主義の対立が要因となっていた。ローマは4世紀初頭に大きな混乱期を迎えるが、コンスタンティヌス帝が324年にキリスト教を容認してから以後150年も国家が存続している。時代は大きく異なるが、宗教と国家を考えるよい材料である。
今回は、投げ出してしまったが、今年は東洋史、西洋史のレポートの中で、国家と宗教、言語、文化の関係について、少し考察を深めていきたい。

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