野口悠紀夫『「超」手帳法』(講談社 2006)を読み返す。過去2回くらい読んだ本である。私自身が日々時間を無駄に過ごしているという自覚があるので、ついつい他力本願の神頼みで、この手の本に手が伸びてしまう。
著者は、将来の目標を書き込んだり、日々の記録や感想を書き込んだりする手帳ではなく、あくまで自分の余暇や趣味のための空白の時間を作り出すための、タイムマネジメントやメモ、TO-DOリストを提唱する。
『「超」手帳法』
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野口悠紀夫『「超」手帳法』(講談社 2006)を読み返す。過去2回くらい読んだ本である。私自身が日々時間を無駄に過ごしているという自覚があるので、ついつい他力本願の神頼みで、この手の本に手が伸びてしまう。
著者は、将来の目標を書き込んだり、日々の記録や感想を書き込んだりする手帳ではなく、あくまで自分の余暇や趣味のための空白の時間を作り出すための、タイムマネジメントやメモ、TO-DOリストを提唱する。
未曾有の大惨事となった「東北関東大震災」から1週間が経った。
この1週間というもの、次々と変更される仕事のスケジュールに翻弄され、家に帰ってからは床に就くまでテレビやインターネット漬けの日々となった。
あまりの生活の変化に、1週間が半月にも感じられる。また、震度1もしくは震度2の微震が絶え間なく続いており、いつも身体が揺れているような「錯覚」から抜けることがない。さらに、「計画停電」も実施され、ガソリン不足が続き、関東でも多少の辛抱を強いられている。しかし、寒い中での避難生活を送っている被災者のことを考えると、現在の生活に対する不満を口には出来ない。
おそらくは戦時中も、現在のマスコミの大量報道のような大政翼賛的な報道シャワーにより、戦場の悲惨さとの比較が喧伝され、「一億総玉砕」のスローガンの元、粛々と耐乏生活を送っていたのだろう。