月別アーカイブ: 2007年9月

「大波小波」

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また、本日の夕刊コラム「大波小波」に『機動戦士ガンダム』などのキャラクターデザインで名を馳せた安彦良和氏の評が載っていた。コラムによると安彦氏は学生時代に反戦運動に加わり大学の除籍処分を受けた経験から、どの作品にも「一所懸命生きた人に敬意を払う姿勢は、いま現に生きている人間の最低のモラル」という信念が作品に通底しているとのことだ。確か高校時代に映画館で観た『ヴィナス戦記』も権力争いの醜い戦争の中で懸命に自分を生きようとする青年の姿が描かれていた。あまり漫画は読まないが民族紛争を扱った作品もあるようなので近々手に取ってみたい。

テロ特措法

本日の東京新聞夕刊に安倍晋三首相のアジア太平洋経済協力会議後の談話が一面に載っていた。記事によるとテロ対策特措法に基づいてインド洋で行っている海上自衛隊の給油活動について、期限が切れる11月1日以降も延長もしくは新法成立でもって活動が継続できなければ政治的責任を取って退陣するとの考えを表明したとのことだ。阿倍首相は「(給油活動は)国際的な公約となった以上、私には大きな責任がある。テロとの戦い、補給活動に職を賭して取り組んでいく考えだ」と、米国追従政策が「国際」的に評価されたものであると同時に国益に適うことであると述べている。一方小沢民主党党首はイラク戦争は国連安保理の合意が得られたものでなく、米国単独の戦争であると定義づけ、あくまで給油活動そのものに反対するとの考えを堅持している。

阿倍首相は補給活動うんぬんという細かい話に還元せず、自民党総裁としての堂々とした憲法・安保論議をしてほしい。また民主党をはじめ公明党、共産党、社民党も自民党批判だけに終始せず、党としての憲法のあり方や防衛政策をきちっと打ち出して議論を深めてもらいたい。湾岸戦争以降、沖縄基地問題や日米地位協定、自衛隊法など続けざまに改悪されてきたが、日本政府としてのその拠り所である「憲法−防衛」の根幹的な論議は蔑ろにされてきた。自民党や民主党といった自衛隊の海外派兵そのものを認めている党だけで議論するのではなく、自衛隊そのもののあり方に疑義を投げ掛け論議を深めて欲しい。

台風報道

一昨日辺りから台風9号が関東に影響を及ぼしている。今夜遅くから明日の未明にかけて、一時間に50〜70ミリの雨量と、最大瞬間風速50メートル強の風が関東をゆっくりと通過するとの予測である。まだ埼玉は暴風域に入っていないようだが、雨は数時間前からずっと降り続いている。明日の朝は湿気もろとも吹き飛ばしてカラッとスッキリ晴れてほしいものだ。
テレビを見ていると、アナウンサーが石廊崎や城ヶ島の海岸、箱根山中、大井川に掛かる橋の上など決して人口の多くない地点に立って、風雨に煽られよろめきながらながらカメラに向かって台風の危険性を連呼するという場面を目にする。確かに雨風の脅威はひしひしと伝わってくるが、何か遠くの世界の様子を見ているようで、いまいち実感が湧いてこない。

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『EPopMAKING〜Popとの遭遇〜』

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最近、ビートクルセイダーズの『EPopMAKING〜Popとの遭遇〜』(2007)にはまっている。
20分ばかりの車通勤の時間に声を出して歌うというのはストレス解消に良い。即興で録音したようなライブ感に溢れ、ボーカルのヒダカトオルさんのかすれた声がスッバラシイ。是非ご試聴あれ!

東京新聞朝刊

今日の東京新聞朝刊に、昨日の世界陸上選手権の女子マラソンで銅メダルに輝いた土佐礼子さんの記事が載っていた。その記事中に土佐礼子さんと夫の村井啓一さんの仲睦まじい姿を捉えた写真が掲載されていた。かなりびっくりした。というのも、その写真の村井さんが私にそっくりなのである。写真の写り具合でたまたま似るということはあるが、年齢も同じであり実際の姿も酷似しているのではないだろうか。

東京新聞2007年9月3日付朝刊:夫の応援背に3位浮上 土佐選手「一番苦しい所にいてくれた」