テレビ」カテゴリーアーカイブ

「いないいないばあっ!」

inai_img_01 inai_img_02 inai_img_03

5ヶ月を越えた娘がテレビに興味を持つようになった。その中でもNHKの「いないいないばあっ!」という子ども番組を体をいっぱいに反らせて食い入るように見ている。犬のワンワンと10歳の女の子ふうかちゃんと不思議な音楽キャラのうーたんの3人が音楽に合わせて画面の中をせわしく動き回る番組である。子どもと一緒に体操する「ぐるぐるどっか〜ん!」や「はじめてはじめて」などノリの良い曲が多く、私も娘の耳元で一緒に歌っている。娘はうーたんが好きなようで、画面に出てくると「ぐぅっ」と声をあげて喜んでいる。

□ KIDS WORLD – 番組紹介:いないいないばぁっ! □

耐震強度偽装事件

 今日のテレビのニュース番組は、耐震強度偽装事件におけるヒューザーや木村建設、総合経営研究所、姉歯建築事務所への一斉家宅捜査のニュース一色であった。110ヶ所に捜査員が約520人も動員されたそうで、その数はオウム真理教以来の動員ということだ。

 ここ1ヶ月ばかり新聞やテレビでさんざん疑惑追求の報道がなされたので、捜査員が大挙して会社に押し入る場面に、水戸黄門や遠山の金さんよろしく溜飲を下げた視聴者も多いことだろう。偽装マンションの住人からも「誰が一番悪いのか明らかにしてほしい」「誰が責任をとるべきなのか真相を解明してほしい」との発言が相次いだ。国会での茶番劇やマスコミの扇情的な報道で大衆を不安に陥れた上で、権力が一刀両断に制裁を加えるという構図は、石原都知事の誕生やオウム真理教における破防法適用審議を彷彿させる。マンション購入者はそのマンション選択のミスを問われることのない徹底した「弱者」であり、そうした弱者を苛める悪代官は白日の元にさらし出して公権力の裁きで圧殺すべしと、大衆が期待するそうしたカラクリにこそ、大きな危険が潜んでいる。

東京国際女子マラソン

takahasinaoko

今日は朝遅く起きてだらだらと東京国際女子マラソンをテレビで見ていた。
高橋尚子選手が前評判通りに35キロ付近でスパートをかけて、力強い走りでぶっちぎりで優勝を決めた。「ワクワク、ドキドキしてる方が強い。走る以上は3、4位狙いじゃなく優勝目指して頑張りたい」と宣言し、緊張や焦り、不安を思いっきり走りに変えてしまう彼女の姿に励まされた人も多いだろう。ゴール後のインタビューで「夢を持ち続けて頑張れば、暗闇の道にも光が差してくることを皆さんに伝えたい」とエールを送っていた。いささか陳腐な内容であるが、42キロを疾走した直後の言葉だけに、否でも応でも聞いているものを感服させる力を持っていた。
それにしてもQちゃんの今回の優勝インタビューで、かつての有森裕子の「自分で自分をほめてあげたい」という発言が完全に否定されてしまったように感じるのは私だけだろうか。

『電車男』

denshaotoko

最近、毎週木曜日フジテレビで放映している『電車男』を妻と二人で笑いながら見ている。主人公の懸命な演技とコミカルな展開のちぐはぐさが面白い。途中主人公がピンチになると昔のゲーム機のようなピコピコ音が入るのだが、これまた場面を盛り上げ面白い。

世界陸上を見ながら

今日でやっとここ数ヶ月の寝食もままならないほどの忙しさからしばしの間解放された。特に7月上旬以降、気持ちの休まる日がなく余裕のない日々を過ごしていた。今週はゆっくり休んで、また来週以降の忙しさに備えよう。

今日は夜に少しTBSテレビの世界陸上を観た。実際の競技のシーンよりも、昔のビデオや練習風景などの前振りが長いのには閉口した。また、K−1やPRIDEの影響だろうか、やたら選手に紹介のキャッチフレーズが入るのが気になる。ちなみにTBSテレビのホームページを検索したらわざわざ日本の全選手と海外有力選手百数十名にキャッチコピーを冠している。中には首をかしげたくなるようなものまである。あまりのセンスの悪さに笑ってしまうものまである。お盆で暇があったら一読してみると、お盆開けの話のネタになるかもしれない。早速ホームページから一部引用してみた。

最速伝説の継承者       ジャスティン・ガトリン(アメリカ)
草原の黄金狩人        エリウド・キプチョゲ(エチオピア)
スカンジナビアの跳躍貴公子  クリスチャン・オルソン(スウェーデン)
ウガンダのジャンヌダルク   ドカス・インジクル(ウガンダ)
室伏に忍び寄るヒットマン   イワン・ティホン(ベラルーシ)
室伏を迎え撃つヘルシンキの星 オリペッカ・カルヤライネン(フィンランド)
ローマの最高傑作       ステファノ・バルディーニ(イタリア)
ドミニカンスーパーマン    フェリックス・サンチェス(ドミニカ)
かっとびパリジェンヌ     ユニウス・バルベール(フランス)
弾丸ママはパリジェンヌ    クリスティーン・アーロン(フランス)

ガトリンの「最強伝説の継承者」くらいならまだ許せるが、「室伏に忍び寄るヒットマン」だの、「室伏を迎え撃つヘルシンキの星」というネーミングを選手当人は許諾しているのだろうか。TBSの良識を疑うところである。「ローマの最高傑作」「ドミニカンスーパーマン」「弾丸ママはパリジェンヌ」に至っては明らかに考案者のネタ切れである。露悪なペットネームをいたずらに付けることは、逆に変な先入観を持って選手を見ることになってしまい、選手に失礼な気がして仕方がない。