つんく『「だから、生きる。」』(新潮社 2015)をパラパラと読む、
シャ乱Qのボーカリストとしてデビューし、モーニング娘。の作詞、作曲、総合プロデュースとして活躍している著者の自伝である。刊行直前に担当した母校近畿大学の入学式の様子に始まり、路上ライブ時代や結婚生活、咽頭癌で咽頭全摘手術を受け、声を失うまでのやり取りが丁寧に綴られている。おそらくはつんくさん本人の手によるものであろう。
「読書」カテゴリーアーカイブ
『いちばんカンタン! 株の超入門書』
『「色」を着こなす』
古賀けい子『色を着こなす』(三笠書房 1998)をパラパラと読む。
女性向けの本で、占いのような内容で、ベストカラーを着こなすことができれば、コミュニケーションも上手くいき、周囲からの信頼も得られると述べる。
大半読み飛ばしたが、ワイシャツは白よりもブルーの方が良いというアドバイスは良かった。多少スーツがミスマッチでも、ネクタイが似合っていなくても、ブルーのワイシャツを着ているだけで、周囲の人へ爽快感や精悍さを印象付けるので良いとのこと。参考にしたい。
『エースと呼ばれる人は何をしているのか』
夏まゆみ『エースと呼ばれる人は何をしているのか』(サンマーク出版 2014)をパラパラと読む。
著者は、モーニング娘やAKB48など、300を超えるアーティストの振り付けを担当してきた方である。そうした経験の中で、努力を重ね「エース」と呼ばれるセンターの役割を担ってきた方の成長について語っている。
著者は「エース」の資格として、「自己を確立し、自信を持ち、前に向かって進む」ことだと言う。少林寺拳法の開祖宗道臣の「自己確立」「自信と勇気と行動力」と全く同じ言葉であったのが驚きであった。ジャンルこそ違え、成功の秘訣、成長のキーワードは一緒である。
『空港で働く仕事ガイド』
月刊[エアステージ]編集部『空港で働く仕事ガイド』(イカロス出版 2001)を読む。
業界研究の本なので、空港業界への就職を考えている人向けの内容となっている。
発券やチェックイン業務を担うグランドスタッフだけでなく、ゲート業務やラウンジ業務、地上での飛行機の移動や整備、ケータリングなど、空港での仕事といっても多岐にわたる。
就職氷河期の頃に出版された本で、力仕事でハードワークなのに就職段階では3次試験まであるなど、就職の厳しさがここかしこに伺われる。