投稿者「heavysnow」のアーカイブ

「ガザ戦闘終結受け入れず」

本日の授業で、2年生全クラスの小テストが終了しました。
2年生の授業は宗教に関する内容でした。用語の説明をしても面白くないし、昨年も少し触れているということなので、現在の政治を理解できるように、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の対立を簡単にまとめてみました。

現在のイスラエルはパレスチナ自治区ガザに対して、強硬な姿勢を緩めていません。ユダヤ教は「ノアの方舟」に象徴されるように、ユダヤ教の信者以外は救われないという選民的、排他的な教義を持つ宗教です。もともと他宗教、他民族と共存共栄することを否定しているといってもよいでしょう。

宗教紛争は決して対岸の火事ではありません。自分たちの国のこと、自分ごととして捉えることが大切です。

『緑の環境デザイン』

斉藤一雄・田畑貞寿編著『緑の環境デザイン:庭から国立公園まで』(NHKブックス 1985)を杉戸の銭湯でパラパラと読む。
東京町田市の旧鎌倉街道小野路が写真入りで紹介されていた。バイクでふと出会った光景は印象に残っている。

最近では、県や市など地方公共団体の手で整備が進められようとしている歴史の道も、少しずつ見られるようになってきた。それは、たとえ町裏を通るひとすじのかぼそい道であっても、それが町をつくり育ててきたかつての人たちのぬくもりに触れる道であってみれば、町の、そして村の立派な歴史の道である。その道をあらためて見直し、手づくりの道として育てることが、やがて手づくりの町につながる。
都市の大きな活動からみれば、町裏の車も通らぬ細道など取るに足りない道ともいえようが、人間のための町の風情は、実はこのような些細なものによって支えられているともいえる。

「さまざまな人と 共に生きよう」

本日の東京新聞朝刊記事より。
県南部を中心に、クルド人への差別や排除が続く中、川口市で行われた反対パレードの様子です。穏当に済むのであればヘイトパレードでさえ表現の自由は守られるべきである。そして、それに反対する人々の行動の自由も保証されるべきである。

『知る技術!』

長場紘『知る技術!』(北星堂書店 2009)を読む。
著者は長らくトルコで暮らした、図書館情報学を専門とする研究者である。GoogleやWikipediaもある現代に、分からない言葉や読み方、人物、年号、語源などの調べかたを丁寧に解説している。