映画」カテゴリーアーカイブ

『永遠の0』

ufp3v84zandkehvtk99s-253e0a85

大雪の中、イオンシネマで、山崎貴監督、 岡田准一・三浦春馬主演『永遠の0』(東宝 2013)を観た。
原作者の百田尚樹がマスコミを賑わせている時だったので、この作品に対する「特攻を美化している」とか「戦争を賛美している」「安倍総理のお気に入り」などの批判を意識しながらの鑑賞となった。原作は読んでいないので分からないが、映画に限って言えば、フィクションという理解のもとに観るならば、特に特攻を美化しているなどの一方的な偏りは感じなかった。戦争のむごたらしさをしっかりと打ち出されているように感じた。
8年前に観た、中村獅童・反町隆史主演、佐藤純彌監督『男たちの大和』(2005 東映)よりは、時代考証も含め完成度は高い。

戦争よりも、日本から何千キロも離れた絶海で、ちっぽけな戦闘機で特攻に向かう、その距離感が恐ろしい。

『ラッシュ/プライドと友情』

RUSH

春日部イオンのレイトショーで、ロン・ハワード監督、クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール主演『ラッシュ/プライドと友情』(2014 米)を観た。
1976年のF1を舞台にしたドライバーの闘いと友情が描かれる。実話を元にした作品だが、男の男による男の世界を描いたゴツゴツした映画であった。

『沖縄 美ら海水族館〜海からのメッセージ〜』

im_intro

本日、仕事の帰りに下の子ども二人を預かり、イオン春日部へ『沖縄 美ら海水族館〜海からのメッセージ〜』(2013)を観に行った。
午前中の疲れが出たためか、始まって20分程で船を漕いでしまった。下の子も終了時にはぐっすりであった。
もっと美しい映像を期待していたのだが、ありきたりな映像に過ぎず、途中クイズなども入り、画面に集中することが難しかった。

『自虐の詩』

main_img

地上波で放映された、堤幸彦監督、中谷美紀・阿部寛主演『自虐の詩』(2007 松竹)を観た。
『週刊宝石』で連載されたギャグの4コママンガを映画にしたという冒険的な作品である。
前半がドタバタのコメディタッチな展開であった分だけ、後半のメロドラマが妙にシリアスさが増し、ハッピーエンドで幕を閉じる。
評価の分かれる映画であるが、幸薄い主役を中谷美紀が好演しており、最後まで興味が続く内容であった。
原作の4コママンガの愛読者も楽しめる話だったのではないか。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』

昨秋に地上波で放映された、新房昭之監督、虚淵玄脚本『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』(2012 アニプレックス)の『[前編] 始まりの物語』と『[後編] 永遠の物語』の2作をじっくりと鑑賞した。
テレビ版をそのままに作り直した総集編ということであったが、テレビ版での1回目の鑑賞では気付かなかった伏線をいくつか見つけることができた。
それにしても第1話から第12話まで話の隙がない、完成度の高い作品であると改めて感心した次第である。