地上波で放映された、成島出監督、半藤一利原作、役所広司主演『聯合艦隊司令長官 山本五十六-太平洋戦争70年目の真実-』(東映 2011)を観た。
山本五十六氏の生き様だけでなく、日独伊三国同盟成立や日米開戦をめぐる対立など歴史的背景も理解することができた。
海軍にいながらも戦争には反対であった山本五十六氏の人物像を一貫して描く。日米戦争の悲惨な末期を予期しながらも、日米開戦の責任者としての「軍人魂」を捨てきれない山本氏の苦悩についても触れている。
「目と耳と心で世界を見ろ」というメッセージが印象的であった。
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『アナと雪の女王』
『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』
『亡国のイージス』
『戦場にかける橋』
地上波で放映された、デヴィッド・リーン監督、『戦場にかける橋(The Bridge on The River Kwai)』(1957 米・英)を観た。
本編が161分の映画が90分程度にカットされていたので、粗筋だけを繋いだような感じだったが、ニコルソン大佐の最期まで興味深く鑑賞した。「さるゴリラチンパンジー♪」の歌詞で知られる「クワイ河マーチ」の音楽とともに印象に残る作品であった。捕虜施設における強制労働の現実や、軍人とのしての誇りなどが丁寧に描かれていた。また、形あるものを共同して作る労働の楽しさや、労働と生きる目的など、示唆深い台詞もあった。
話の内容を忘れた頃に、もう一度カットなしで全編鑑賞してみたい作品であった。





