映画」カテゴリーアーカイブ

『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』

ghost

猛暑の中、息子二人と一緒に自転車でララガーデンまで出かけた。
西銘駿主演『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』と中尾暢樹主演『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』(2016 東映)の二本立ての映画を観た。

ジュウオウジャーの方は、いかにも悪者然とした敵に対して、6人の正義の戦隊が協力して戦い、最後は大きなロボットで敵のトドメを刺すという単純な話なので、テレビ版を見ていなくても分かりやすかった。
一方、仮面ライダーの方は、テレビ版の複雑な人間関係を前提とした話になっており、どちらが敵なのか味方なのか良く分からなかった。最後は卑弥呼やロビンフッド、生物学者のダーウィンまで登場し、そうした英雄の力を借りてこの世とあの世の両方を支配しようとする時空を超えた敵との対決とという、究極のスケールで締めくくられる。

5歳の下の子は話の流れが掴めていなかったようだが、次回作の仮面ライダーエグゼイドの戦闘シーンが見られて満足したようであった。

『イージー・ライダー』

easyrider

デニス・ホッパー主演/監督、ピーター・フォンダ主演/製作『イージー・ライダー(Easy Rider)』(1969 米)のDVDをツタヤで借りて来て観た。
1時間もの
“Born To Be Wild”のテーマ曲とともにチョッパーハンドルのハーレーを乗り回す映像の印象が強い。そのため、ドラッグを嗜みながら自由気儘にバイクで大陸を横断するだけの単純明快アメリカンムービーだと勝手に思い込んでいた。
しかし、人里離れた地で自給自足で暮らす人々との出会いなど
衝撃のラストシーンは特に

『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 』

dora

夕方、子どもたちと一緒に、YouTubeで寺本幸代監督『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』(東宝 2011)を観た。
子供向けと思いきや、結構ハラハラドキドキな展開で、親の私の方が夢中になってしまった。この『ドラえもん 鉄人兵団』という映画は私が小学校6年生の卒業後の春休みに一人で映画館へ観に行った作品のリメイクである。当時、見終わった後に、「これから中学生だから、もう子供が観るようなドラえもんは卒業だな」と心の中でつぶやいていたことを覚えている。
あれからちょうど30年経って、自分の子どもとソファに並んで座って「ドラえもん」を楽しんでいる今という時間を不思議に感じる。

『私たちのハァハァ』

hahaa

松居大悟監督、大関れいか主演『私たちのハァハァ』(2015)というDVDをツタヤで借りてきて観た。
「北九州の片田舎から女子高生が自転車で1000キロ離れた東京を目指す青春ロードムービー」というキャッチフレーズに心が惹かれ、レンタル開始を待っていた作品である。
残念ながら楽しみにしていた自転車旅は冒頭の20分ほどで終わってしまったが、リアルな女子高生の一夏の成長を描いた青春映画には間違いなかった。北九州から東京まで飛行機で行けば2時間足らずの距離であるが、わざわざ自転車で行こうとする若さと、ツイッターやラインを使いこなし、旅に付き物の孤独とは無縁の新鮮な冒険感覚が印象に残った。

『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』

arakawa

地上波で放映された、飯塚健脚本・監督『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』(2011 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)を観た。久しぶりに家のテレビであるが映画を楽しんだ。
テレビドラマ版を全く観ておらず、登場人物の背景など分からなかったが、観ているうちに、荒川河川敷に住む変人奇人の世界観に徐々に染まっていき、カットされている部分もあったが、最後は荒川に住む人物の一人になりきって楽しむことができた。
独特の時間が流れており、私の好きなタイプの映画であった。