学習・学び」カテゴリーアーカイブ

『原発をとめた裁判長』


組合の総会で、小原浩靖監督・脚本『原発をとめた裁判長:そして原発をとめる農家たち』(2023 Kプロジェクト2022)を観た。
大変興味深い映画だった。前半は2011年の東日本大震災以降、原発再稼働で揺れた裁判において、2014年に関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明・福井地裁元裁判長と、全国の原発差止訴訟の代表を務める河合弘之弁護士の両名がタッグを組んだ裁判闘争の模様が報じられる。また、後半に入ると福島・二本松で資金や許認可、地元の合意などと闘いながら、有機農業とソーラーシェアリングの取り組みを始めた近藤恵さんや大内督さんたちの農業に掛ける思いが綴られる。どちらも極めて笑顔でポジティブにしぶとい闘いに向かっている姿が印象的であった。

「習近平体制の行方」

本日、早稲田大学・大学院アジア太平洋研究科の青山瑠妙教授の講演会に参加してきた。
習近平体制の発足当時の中国政治をめぐる状況に始まり、中国共産党の指導体制、米中関係、一帯一路経済圏構想、最後は台湾有事まで、2時間たっぷり話が続いた。

やはり、目の前で講演を聞くのは貴重な経験であった。