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「昆虫食 人類を救うか」

本日の東京新聞朝刊に「昆虫食」に関するまとめ記事が掲載されていた。
興味ある人は記事を読んでください。

ネットで少し調べたところ、国立大学で農学部がある、弘前大学や徳島大学、愛媛大学、山口大学などに研究室が置かれているようです。また私立大学では東京農業大学や玉川大学農学部でも研究されています。関東圏だと国立の東京農工大学で研究されていますが、偏差値がぐんと高くなってしまいます。

これから大注目の昆虫食を研究してみませんか? なぜ昆虫食に注目が集まっているかという点については、授業中のアフリカ地誌の中でも触れたところです。新聞のタイトルにある通り、「人類を救う」研究ができるはずです。来年度生物・化学を選択するみなさん、いかがですか。

「『森林限界』ってどんな場所?」

本日の東京新聞朝刊に、将棋の藤井聡太さんが発言した「森林限界」についての解説記事が掲載されていた。森林限界とは地理の擁護で、記事では「冬の寒さや乾燥、強い風、土壌などの条件で樹木が生存できるギリギリのラインで、標高や緯度による。気候などの変化で上がったり下がったりする」と解説されている。気になったので、少し森林限界についてまとめてみたい。

では、実際に地形図から探ってみたい。下図は日本で2番目に高い南アルプスの北岳周辺の地形図である。25,000分の1の地形図なので、50メートルごとに太い計曲線が刻まれている。標高3,000メートル以上は植物が生えていないことがわかる。また、3,000メートル以下には地面に這うように生える「ハイマツ」が自生している。また、2,600メートル以下の南側斜面になると松や杉などの針葉樹林帯がみられる。

南アルプスの森林限界はおよそ3,000メートルで、杉や松などは2,600メートルとなる。

 

「シンガポール 狭い国土 戦略的再開発」

本日の東京新聞朝刊に、シンガポールの住宅事情が報じられていた。
シンガポールは高校生に人気の国のようで、クラスに1組必ずプレゼンで取り上げられる国である。タイトルにもある狭い国土であるが、面積は720平方キロメートルで、日本の23区とほぼ同じである。その国土に570万人が暮らす。人口密度は約8,000人/平方キロメートルで、モナコを除いて堂々の世界第1位の数値である。第3位のバーレーン(同1,900人/平方キロメートル)の4倍以上である。ちなみに日本は340人/平方キロメートルである。

記事によると、シンガポールの国土の8割が国有地で、8割以上の国民が公団住宅に住んでいるという。