ラジオ」カテゴリーアーカイブ

“地理院地図3D”

本日、出勤途中にいつも聞いているTBSラジオから、国土地理院が3Dプリンターで立体地図が作成できるデータを公開したとのニュースが流れた。
早速、家に帰って国土地理院のホームページを見たところ、日本全国の地図が全て3Dデータ化されていた。このデータで気軽に立体模型が作れたら、実際に水を流して、河川の土砂災害の様子を分析したり、水中に徐々に沈めていって温暖化による水面上昇の被害を観察したり、教室で災害のシュミレーションをすることが可能となる。これまで紙媒体にせよ、電子媒体にせよ、平面から立体を想像せざるを得なかった地図が、「実験」によって再現可能な地球科学の材料となるのだ。
これからの教材研究、授業工夫の可能性が大いに広がっていくワクワクするようなニュースであった。そのうち、地表温度や海水温、気圧や風力の値などを入力したら、そのデータ通りの雲や台風が作れるようになるのであろう。

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「速水×津田〜『1995年』73年組の生きる道」

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文化系トークラジオLife「速水×津田〜『1995年』73年組の生きる道」(2013年11月29日放送 TBSラジオ)を聞いた。
タイトルの通り、ちょうど私と同じ1973年生まれの2人が、日本の社会の転換点となったとする1995年について語るという気をそそられる内容の回である。
学生時代に時間があるときに何に熱中できたかでその後の人生を左右するという指摘があった。1955年生まれのスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツはちょうど学生時代にマイクロコンピュータが誕生してきたので、
また、1973年生まれの両者は学生時代にインターネットが普及してきたので

「勉強し続ける社会」

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Podcastで配信されている、文化系トークラジオLife「勉強し続ける社会」(2013年10月27日放送 TBSラジオ)を聞いた。
生涯にわたって勉強を迫るような世知辛い社会を斬るような展開になるのかと思いきや、アクティブラーニングやプレゼンなど主体性を重んじる大学の授業の模様や、もう一度学ぶ場としてのカルチャーセンターや読書会の様子など、学ぶこと自体の楽しさや、面白さを引き出す勉強の仕方などが論じられていた。私自身が大学を卒業してから勉強って面白いと改めて思ったので、興味深く拝聴した。

「國分×古市×速水〜90年代論」

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ポッドキャストで配信されていた、文化系トークラジオLife「國分×古市×速水〜90年代論」(TBSラジオ 2013/11/11)を聞いた。
紀伊国屋サザンシアターで開催された、1973年生まれの速水氏と、1974年生まれの国分氏、1985年生まれの古市氏の3氏が、1980年代末から90年代後半の政治や思想、流行を思うままに語るトークイベントの録音である。小室哲哉やゴーマニズム宣言、ニューアカ、ケータイなど次々と話は広がっていく。
同世代として懐かしさを感じるような話もあったが、イラッとくるような「違和感」の方が多かった。それは、國分氏の「1990年代の自分の周りの学生は、ゴーマニズム宣言を読んで厚生省前のデモに参加し、セクトに絡めとられてしまう「ピュア」な学生か、マルクスを単純に崇拝するだけ、もしくはレーニンを批判するだけの総じて頭の悪い学生が多かった」といった風なニュアンスの発言を聞いて感じた「違和感」である。
これ以上の詳述は止めておこう。

「ラジオ版 学問ノススメ」

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高速を走りながら、ポッドキャストで JAPAN FM NETWORK(全国FM放送協議会)という全国のFM38局が共同して番組を制作しているところが配信している「ラジオ版 学問ノススメ」という対談番組をいくつか聴いた。
パーソナリティの蒲田健さんと、作家堤美果さんや山本一力さん、湊かなえさん、荒俣宏さん、筒井康隆さんたちとの番組を聴いたのだが、普段聴けない作家さんの社会観や人生観が興味深かった。そのなかで作家山本さんの「好きなものしか続かない」という言葉が印象的であった。健康のためのジョギングやダイエットのためのスポーツは目的は高尚でも長続きはしないという。純粋に好きなものを見つけだして続けていくことが大切だという話であった。様々苦労しながら50歳手前にして作家デビューした山本氏ならではの重みのある言葉であった。
蒲田さんの話の引き出し方が大変上手く、他にも参考になるような話がたくさんあった。