夏恒例の自転車旅行を敢行中。
今年は真ん中の子と2人で東北を目指す旅路に。
本日は霞ヶ浦大橋を経由して水戸駅まで100km強の行程でした。
午後になって陽射しが強くなったのと、コロナで体力が落ちていたこともありバテバテでした。
台風が近づいていることもあり、雨対策はバッチリでしたが、日焼け対策を怠ったのも疲労の一因でしょうか。
水戸駅のすぐ近くホテルなので、これから飲みに行きますか。
サイクリング旅行2日目。
水戸を出発して、国道6号線を基本に、ひたすら車の脇を走り抜けた。
朝7時からすでに暑くて、汗が滝のように出た。この歳になって、眉毛というものは顔の表情を作るものではなく、汗が目に入るのを防ぐ役割こそ第一義であると再認識した。重いリュックを背負っているため、シャツも汗でグッショリであった。
途中アクアマリンふくしまという水族館に立ち寄った。生き物全般に関心が薄いのだが、ストロマトライトやサンゴ礁、マングローブなどは興味をそそる。潮目の解説も改めて勉強になった。
5時過ぎになって、いわき駅近くのホテルに駆け込み、シャワーとコインランドリーを済ませ、やっと人心地が付いた次第である。
夏のサイクリング旅行3日目。
コメントやたくさんの「いいね」ありがとうございます。
今回はステムやサドルの調整を入念に行なっていたので、膝の痛みが全く出ず、3日目でもペダリングは快適だった。
いわき駅前のホテルを出発して、ひたすら国道6号線を北上した。浜通り周辺の県道や市道は坂がきついため、変わり映えしない国道をただ進むだけになってしまう。
途中富岡町にある東京電力の廃炉資料館に立ち寄った。ちょうどツアーガイドが始まる時間だったので、1時間ほど説明を受けた。地元の方への廃炉や処理水放出に関する説明を目的とした施設のためか、係員の方も動画のナレーションもひたすら低姿勢であった。地元への謝罪と安全に対する過信があったことを丁寧に釈明されていた。これから40年近くかかる廃炉の行程も分かりやすかった。
一方、原発そのものへの否定的な見解は一切抑えられていた。原発は国策なので、一企業が是非を表明する必要はないが、エネルギー政策に関する東電の考え方は直接伺いたかったところである。
いわき市から広野町、楢葉町、大熊町、双葉町、浪江町と走ってきたが、町の復興の違いにびっくりした。広野や楢葉、浪江は道の駅などもオープンして賑わいを取り戻していたが、大熊町と双葉町は国道以外、帰宅困難地域のままバリケードで封鎖されたままであった。コンビニどころか自販機すらなく、「捨てられた」町という佇まいであった。真新しい中間貯蔵施設の展示館だけが存在感を示していた。
結局台風の影響はほとんどなく、今日もカンカン照りの中を走ることとなった。昨日の夕方にすっ転んで顔を怪我した子どもが傷口が痛むと言うので、これ幸いと浪江駅から輪行で帰宅することとなった。
自分の趣味・勉強と子どもの成長を見守るための旅行だったが、一応の満足を得ることができた。ただ、服装や荷物の多さなど反省も多かった。次にいかしたい。