本日の東京新聞夕刊に、秋刀魚の水揚げ量が激減しているとの記事が掲載されていた。数年前から地球温暖化により、寒海魚の生息域が北上し、日本近海での水揚げ量が減っているのは知っていたが、ここまで急減しているとは知らなかった。
サケの水揚げ量も減っており、日本近海で寒海魚は期待できないのであろうか。
- 暖海魚とは、生息に適した水温が10℃以上となる魚類。マグロ、カツオ、イワシ、サバ、ブリなどが該当。
- 寒海魚とは、生息に適した水温が10℃以下となる魚類。サケ、ニシン、タラ、マス、サンマなどが該当。
本日の東京新聞夕刊に、キューバからメキシコに亡命し、米大リーグで新人王となった選手が取り上げられていた。
NHKの国際ニュースナビで特集されている、キューバから亡命する若者が急増しているという記事と合わせて読むとキューバの置かれている状況が理解できると思う。
□もうキューバにはいられない… なぜ?!30万人の国外大脱出
キューバからメキシコのユカタン半島まで直線で150kmほどであろうか。この距離を小型ボートで渡ったとのこと。
本日の東京新聞朝刊に、中米ホンジュラスが台湾と断交し、経済支援を受ける代わりに中国を「一つの中国」として認めたとの報道があった。
世界史の範囲だが、日本が第二次世界大戦に負けて中国から撤退した後、中国国内では毛沢東ひきいる共産党と蒋介石ひきいる国民党の内戦が始まった。1949年に蒋介石が台湾島へ逃げ込み、大陸では中華人民共和国が、台湾島では中華民国がそれぞれ成立するという事態となった。米国やレッドパージが吹き荒れる日本は、共産主義を防ぐために台湾を支援した。しかし、1972年にとつぜん日中共同声明が発表され、日本も今回のホンジュラスと同様に台湾と断交することとなった。以後、日本政府は政治的には台湾と断交状態を続けている。
ホンジュラスは人口が約1000万人、他の中米諸国と同じくスペイン語で、カトリックを重んじる国である。主に熱帯の農作物(コーヒー、バナナ、パーム油、養殖エビなど)を輸出し、一人当たりのGNIは、2,180米ドル(2020年)となっている。観光が盛んであったが、コロナによって壊滅状態となり、経済成長率は-9.0%(2020年)、失業率は11.1%と悪化している。そこで政府は安定した経済を下支えする工業に力を入れようとしていたところに、中国の支援があったというのが廃液にあるようだ。
それにしても蔡英文総統は内政、外交と休まる暇がないね。就任してから7年目を迎えようとしているのに、髪型もメガネも全く変わっていない。おしゃれを楽しむ時間もないのであろうか。