音楽」カテゴリーアーカイブ

K−POP

テレビでもワールドカップ関連で紹介されたが、最近「K−POP」がかなり気に入っている。日本のポップミュージックよりも気持ちアジア的な力強さが感じられる。特にSESというグループが気になっているのだが、しかしCDを買いに行っても置いていない。小さいところだと韓国の音楽が、「ワールドミュージック」という雑多なジャンルに区分されてしまっているのは残念だ。

img1036917808

『ENCOLE』

2030753_l

今日は久しぶりに新宿に出掛けた。久石譲の『ENCOLE』というピアノ曲のCDを買ってきた。家でゆっくり聴くには最高である。すでに知っている曲ばかりであったが、特に『千と千尋の神隠し』で使われた「あの夏へ」という曲が、映画のもつ郷愁のイメージが醸し出されていて良い。

『GHOST HITS 95~99』

xGHOSTHITS95-99_music

ここしばらく、クルマの中でソウルフラワーユニオンというバンドの『GHOST HITS 95~99』というCDを聴いている。
「インターナショナル」という昔の労働歌のお祭りバージョンにアレンジされた曲が聴きたくて買ったのだが、その他の曲もなかなかノリが良くて運転中ずっと流している。
そのCDに添付されていた歌詞カードの前文の文章が気になった。少し長いが引用してみたい。

1995年1月17日、阪神・淡路で起こった戦後最大の地震は、大勢の被災者を出した。その後遺症は、天災というよりも人災と呼べるような複雑な背景を持ちながらも、今もなお続いている。震災は同時に、ソウル・フラワー・ユニオンという希有なるロックンロール・バンドの存在の根幹をも揺らした。9月11日の”アメリカ同時多発テロ”以降、「音楽は何のために」、あるいは「音楽に何ができるのか」といった命題が、再び浮かび上がってきた、という実感が僕にはあるが、この時SFUは、そのような疑問に駆られ、それを真正面から受け止めざるをえなかったに違いない。それは具体的に草の根的な現場演奏という活動へと結実する。「根拠」のある音楽を演ろうとする一点において、ソウル・フラワー・ユニオンは、日本に暮らす多くの音楽集団と一線を画している。スタイルと技術はあれど、根拠だけがないバンドが数多くいる中で、その「根拠」を自らに問い続ける姿勢は、賞賛してしかるべきものだと僕は思う。(臺次郎)

この文章の中の「根拠」という単語が印象に残った。「根拠の無い音楽」、「根拠の無い文学」、「根拠の無い教育」、そして「根拠の無い政治」がはびこっている中で、自らの中に「根拠」を求めんとする姿勢は現在の世相においてもっとも大切なことではないだろうか。
それにしてもやはりインターはいいねえ。