『通勤・通学スポーツ自転車の本 (Vol.3)エイムック745号』(枻出版社 2003/11)を読む。
これから自転車通勤を始めようかなと迷っている人向けの入門書である。自転車通勤に向いたスポーツ自転車やウェア、グッズの宣伝記事に始まり、自転車通勤をしている人からのインタビューや交通ルールなど、自転車通勤に対する心のハードルを下げるような内容である。また、公園やビルのスロープを抜けたり、歩道橋を担いだりと、バイクとも全く異なる通勤ルートの設定法など興味深い記事もあった。
月別アーカイブ: 2015年6月
『funride 2011年 05月号』
告知
■ 第75回 VIDEO ACT! 上映会 ■
6月4日(木) 18時30分開場/ 19時開始 終了予定時刻 20時50分
~辺野古・闘いの現場から~
上映作品 『泥の花 -名護市民・辺野古の記録-』(2014年/日本/90分)
監督: 輿石 正 主題歌:「泥の花」知念良吉 制作:じんぶん企画
会場 東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階 東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分
■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)
■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )
上映後、監督の輿石 正さんからのビデオメッセージ上映有。沖縄名護発・
ドキュメンタリー映画。日本本土と沖縄、その構造的差別をうつ。沖縄の住民運動の
底流に流れるのは何か。
■解説…辺野古でのキャンプ・シュワブゲート前での抗議活動、海上でのカヌー隊による
抗議活動は今も続いている。戦争をくぐりぬけてきたお年寄りや、学生、県外から
かけつけた人など、様々な人々が様々な形で武器をもたない生身の体で、「生存権」を
かけた闘いを続けている。約40年前に、辺野古の海の近くの金武湾を埋め立てて、
巨大な石油化学コンビナート(CTS)を作る計画があった。母なる海を守るために
立ちあがった「金武湾を守る会」は、沖縄の住民運動の原点であると言える。「自分の
命は自分で守る」、「一人一人が代表」、「共同の力」など、沖縄が翻弄されながらも
つかみとったものの上に、今の辺野古の闘いがある。辺野古の海を含む沖縄本島
東海岸からは、自衛隊と米軍との密接なつながりと、「戦争のできる国」づくりを猛烈に
すすめる日本の姿が見える。
■予告編 泥の花[予告] https://youtu.be/1wDhZIrDets
■上映会告知ブログ http://videoact.seesaa.net/article/417233868.html
■こくちーずページ http://kokucheese.com/event/index/285519/
『体感オーストラリア自転車旅行』
白井修『体感オーストラリア自転車旅行―24,467.6km走破!』(彩図社 2000)を3時間近くで一気に読む。
タイトル通り、会社を辞めて自転車でオーストラリア大陸一周を試みた著者の体当たり旅行記である。地図では僅か数センチの距離を半月近くかけて移動していく。
当初はブリスベンからエアーズロックを通って大陸横断を試みたのだが、気象の関係もあり断念し、エアーズロックから一路南下してポートオーガスタから海岸沿いを反時計回りに一周している。メルボルン、シドニー、ブリスベン、ケアンズ、ヨーク岬、ダーウィン、ギブリバーロード、パース、ナラボー平原を経て、1年近くかけてまたポートオーガスタに戻るまでの珍道中が綴られている。
旅慣れしたプロの冒険家ではなく、経験も技術ない普通の会社員のアマチュア・チャリダーが、地元のオージーに助けられ、日本人仲間との出会いの中で、少しずつ人間的も成長していく姿が印象的であった。
乾燥した大地で美味しそうにビールを啜るシーンがやたらと出てくるので、つい読んでいる方もオーストラリアの風景や自転車よりもビールの方に関心が向いてしまう。
現在、午前1時半。イオンの発泡酒片手にパソコンに向かっている。
今日(といっても正確には昨日)は、午前中は下の子と近所の公園へストライダーの練習に行った。その後、昼前から真ん中の子と古利根川沿いを10数キロほどサイクリングした。「冒険だ!」といって砂利道や畦道を走り抜けるのは楽しい。オーストラリアとは比べようもないが、自転車での冒険心を大切にしたい。